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断熱が必要な理由

住宅において「断熱」とはとても大きな要素です。断熱に関する知識があるのとないのでは、家づくりにおいてこだわるポイントなどが大きく変わってきます。この記事ではなぜ住宅において断熱が必要なのかを丁寧に解説していきます。

この記事の目次

そもそも断熱とは

断熱とは、簡単に言うと「外部との熱の出入りを遮ること」です。完全に熱を伝えようにするのではなく、熱が電動や対流・輻射によって伝わるのを防ぎ、伝わる熱の量をできるだけ小さくします。

つまり、断熱に強い家とは熱の出入りが少ない家という意味になります。

遮熱との違い

断熱どよく混同してしまいがちなのが「遮熱」です。遮熱と断熱は全く違う言葉です。断熱は「外部との熱の出入りを遮ること」に対し、遮熱は「熱を反射する」ことを意味します。例えば、断熱はクーラーボックス、遮熱は日傘をイメージすると、違いを簡単に理解できるかと思います。

断熱が必要な理由

断熱と住宅には様々な関わりがあります。その全てが家づくりや生活を考える上では重要な要素になってきます。それでは一つ一つ解説していきます。

健康のため

1. 様々な健康リスク

実は室温は健康に大きな影響をもたらします。例えば、英国保健省の方針では、冬期の室温は18度以上が推奨されいます。なぜなら、18度を下回ると健康リスクが生じ、16度下回ると呼吸器疾患が現れ、さらに心臓血管疾患や血圧上昇のリスクも生じてくるからです。また、室温が低いと体温が探し、体温が1度下がると、免疫力が3割低下するといわれており、冷気を吸い込むことによって肺が冷え、免疫力が低価してしまう恐れがあります。それにより、気管支炎や呼吸器疾患、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。

2. ヒートショック

消費者庁が同統計などを分析した調査では、入浴中に何らかのアクシデントが起きて命を落とす人の数は年間約19000人と推測されており、その原因の多くはヒートショックであるとされています。ヒートショックとは、冬の暖かい部屋から寒い廊下やトイレへの移動、また浴室から寒い脱衣所へ移動の際の急激な温度変化により血圧や脈拍が大きく変動することです。健康疾患のある方や、お年寄りの方はこのヒートショック特に気をつける必要があります。

3. 熱中症

熱中症は実は野外ではなく、屋内においても発症します。屋内における熱中症はなんと全体の約4割を占め、軽視できないほど頻繁に発生しています。建物が溜め込んだ熱が下がらないことで、夜間にかかわらず熱中症になるケースもあります。夏の強烈な太陽の熱を遮り、室内の温度を快適に保つことで熱中症の発症リスクを大幅に低減することが可能です。

地球環境のため

断熱性能の高い家では冷暖房効率が良いので、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の削減やエネルギー非消の効率化を実現します。冒頭でも紹介した通り、省エネ新基準の義務化により新しい基準の「断熱」が義務化されます。それにより、CO2の削減が想定されます。つまり、断熱対策をするということは、地球の環境問題にもコミットするということになります。

家の長持ちのため

冬になると厄介なのが結露です。冬の朝などに窓枠や壁の表面が濡れているあの状態のことです。この結露も断熱性能が低いために引き起こされる問題です、結露が発生すると、カビの発生やダニの発生などを促進してしまい、アレルゲンの原因にもなってしまいます。

また、床下の湿った空気が壁の中に侵入し、壁体内が多湿になることによって壁の中で発生する内部結露を引き起こすと、柱や土台の腐食を進めてしまう原因になります。そのため家が健康な状態でいられる期間が短くなってしまいます。

快適性を向上させるため

断熱化した住宅では、季節を問わず部屋間の温度差が少なくなり、「温度のバリアフリー」という状態を実現することができます。

一年中どの部屋においても快適で過ごしやすい状態を作ることができ、季節にとらわれない自由な生活を作り出すことができます。温度や湿度などは集中力などにも影響する要素で、生産性を向上させることにもつながります。

経済的にお得

高気密・高断熱の住宅は室内の空気が逃げにくく、冬の寒さや夏の暑さの影響を受けることも少なくなり、少しの冷暖房エネルギーで室内を快適にな温度に保つことができるため、経済的にも優しくなります。長期的な視点で見れば、断熱対策をした住宅の方が安く済むこともあります。

改正建築物省エネ法の施工

「改正建築物省エネ法」とは、2015年に住宅や建築物の省エネ対策強を図る取り組みとして施工された「建築物省エネ法」の一部を改正して定められた法律で、建築物省エネ砲の枠組みを抑えつつ、よりエネルギー消費を抑えられるように改正されました。そしてこの改正建築物省エネ法は20214月から施工されています。

以前と比べて新しい項目で注目したいのが、「小規模住宅(300㎡未満)」を着工する前に、建築士から依頼者に「省エネ基準に適合しているか否か」を説明する義務が発生するという項目です。これにより、省エネ性能に関する関心が大きくなることが想定され、省エネ基準に適合させたいという方も増えてくるはずです。

今後の家づくりにおいてポイント

上記の省エネ基準を満たすためには、「高気圧・光断熱」を意識する必要があります。高気圧・高断熱の家を作るためには

できるだけ隙間がないように設計することがポイントで、精度の高い建築材や断熱材が必要になってきます。

断熱に強い住宅

国内トップレベルの断熱性能を備えた注文住宅、規格住宅をご紹介いたします。興味がある方は是非ご検討ください。

パッシブハウス「Passive House」

「年間の冷暖房負荷」「気密性能」「住宅全体の一次エネルギー消費量」の3つの基準を満たしたものが認定される、世界最高峰の断熱性能を備えた住宅です。

キットハウス Kit House

HEAT20 G2 UA 0.46という首都圏でトップレベルの断熱性能を備えた低価格で建てられる規格住宅です。

断熱リフォームで性能向上

リフォームで断熱性能を向上させ、外部との熱の出入りを遮ることを可能にします。夏は涼しく、冬は暖かく快適で過ごしやすい空間を作り出します。

興味のある方は是非ご覧ください。