東商住建では「断熱」「換気」「気密」をバランスよく設計し、新築、リフォームに関わらず、「パッシブハウス」基準の高性能エコハウスを設計、提供しています。
これまでのブログでは、断熱、気密、施工性に優れた「大型木造パネル」や「木製サッシ(佐藤の窓・スマートウィン)」のご紹介をしてまいりました。
今回のブログでは外断熱工法の一つ、漆喰の塗り壁材「Sto(シュトー)」に着目!
断熱と聞くと屋根や壁、窓などの内断熱をイメージされる方が多いと思います。今回ご紹介する外断熱は建物の気密性を高め、結露の発生の抑制、さらには建物自体の寿命を伸ばす効果があるため、これからのパッシップハウスづくりには欠かせない存在となること間違いありません。
では、さっそく「Sto(シュトー)」の魅力に注目してみましょう!
(以下、Stoと表記)
「Sto工法」とは?
Sto工法とは、コンクリートの先進国であるヨーロッパで行われている構造物延命化システムです。コンクリート構造物であれば、既存の壁の上から施工ができるので、施工性にも優れています。Sto工法は、ひび割れ補修や表面保護、耐震補強などに用いられ世界的に見ても、ビルやトンネル、ダム、橋脚、工場などの現場で構造物の長寿命化に貢献し、活躍しています。
「Sto」の特徴は?
材仕上材は、水性のアクリル樹脂が入ったドイツの漆喰で、透湿性があり、耐候性が高い素材です。 外断熱パネルに施工することで、弾性に優れ、塗り壁のクラック(ひび割れ)剥離を防ぎます。
「Sto」の大きな特徴
- 雨水などの水滴と一緒に汚れが落ちる超撥水「ロータス効果(自己洗浄能力)」
- クラック(ひび割れ)が少ない
- 800色にも及ぶ豊富なカラーバリエーションと、目地の無いデザイン性の高い外観が実現
- 既存外壁を残したままリフォームが可能
Stoの塗り壁は、 世界中のさまざまな気候や環境に対応出来るよう作られていることから、柔軟性と耐久性に満ちた塗り壁材ということで、40年以上の耐久性があるといわれています。
おかれる環境にもよりますが、10年に1度の塗り替えメンテナンスが必要な塗装と比べると、4倍以上もの耐久性があることが分かります。
高性能・高品質住宅のニーズが高まるなか、施工性が高く、メンテナンスを軽減できるStoは、建物自体の寿命を守る機能もあるので、その後のリフォーム費用を抑え、長期的にみると、コスト削減につながるのではないでしょうか。
東商住建では、Stoを使ったエコアパートを建設中!
もともと8部屋あったアパートをロフト付きの4部屋に組み直し、高断熱と高気密が叶う構造と、U値(熱貫流立)とη値(日射熱取得率)を抑える断熱窓で施工中です。間取りや使用する商材、設備などのプランは立っており、床は国産の無垢材を使用するなど、自然素材を使った家づくりも意識しました。
外壁には、先にご紹介した「Sto(シュトー)塗り壁工法」を採用。専用のEPS断熱材(外断熱パネル)の上から左官職人が手作業で丁寧に施工していきます。外観は目地がないので、デザイン性のあるオシャレな外観に仕上がります。
皆さんが家を探す際「ロフト付き」と聞くと「換気もわるく、モワっと熱がこもる空間」をイメージされる方も多いと思います。今回リノベーションするエコアパートは、高性能素材でバランスよく設計することで、一年中快適なロフト空間を実現します。
広さも十分ありますので、趣味を楽しむ部屋としてや、寝室としてなど、使い方は自由。柔軟に対応できる空間です。
間もなく見学会を開始します!
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