パッシブハウス進捗報告
2022年春から構想を立てている、新築パッシブハウスの建設まで道のりをリアルタイムで発信している「パッシブハウス建設までの道のり」。 パッシブハウスとは「年間の冷暖房負荷」「気密性能」「住宅全体の一次エネルギー消費量」の3つの厳しい基準をクリアした住宅のみが認定されるドイツ発の世界最高レベルのエコハウスです。 今回の投稿では、江戸川パッシブハウスの敷地情報について解説します。 東京都江戸川区の木造密集地域かつ北側での道路付けという敷地環境。 周囲は三階建ての建物に囲まれており、各建物の配置・形状をシミュレーション条件に入れ、もっとも太陽光の入るであろう建物の形状・窓の位置・配置を検討してプラン決定しました。
パッシブハウス建設までの道のり
2022年春から構想を立てている、新築パッシブハウスの建設まで道のりをリアルタイムで発信していきます。 パッシブハウスとは「年間の冷暖房負荷」「気密性能」「住宅全体の一次エネルギー消費量」の3つの厳しい基準をクリアした住宅のみが認定されるドイツ発の世界最高レベルのエコハウスです。 これから1年をかけてパッシブハウスとしての認定の過程から、実際の建設状況まで、パッシブハウス建設の細部の情報まで徹底追跡します。 パッシブハウスの建設を考えている方や、春夏秋冬快適な家づくりをしたい方は必見です。 次週からの記事では、パッシブハウス認定に必要な、気密性や断熱性などの詳細な数字に迫ります。 お楽しみに!
【失敗しない】狭小住宅で後悔しないためのポイント
この記事から学べるもの 6分 読み終えるまで 狭小住宅の特徴とは? 狭小住宅でよくある失敗と対策 狭小住宅のメリット 狭小住宅のデメリット 近年注目を集めている狭小住宅。限られた空間を有意義に活かした狭小住宅は、小さな島国である日本にぴったりの住宅です。さまざまな工夫をして快適に暮らせるように設計されている狭小住宅ですが、実際の住み心地は良いのでしょうか。また、狭小住宅の建設時によくある失敗例はどのようなことなのでしょうか。 今回の記事では狭小住宅の失敗例と対策、メリット・デメリットなど、狭小住宅に住む上で後悔しないためのポイントを解説していきます。 狭小住宅の特徴とは? 狭小住宅とは狭い土地に建てられている住宅です。日本は島国であるため、多くの土地が山で囲まれているため、住める土地の広さが小さく、日本の家は狭くなることが多いです。 狭小住宅はこれらの狭い土地に建てられた、小さい家です。このセクションでは狭小住宅の具体的な特徴を解説します。 平屋住宅の特徴 限られた空間を利用して建てられた住宅 時価の高い都市部に多い 限られた空間を利用して建てられた住宅 狭小住宅とは一般的に小さくて狭い敷地や、土地に建てられた住宅のことです。居住空間の確保のために2階建てや3階建てが多く、地下室なども設ける場合があります。狭い土地に建てるため、隣家との間隔が密接していることも多いです。 時価の高い都市部に多い 都市部に住む場合は、予算や土地面積の関係で、狭小住宅が選ばれることが多いです。狭小住宅は、土地が高い都市部で建てられることも多く、利便性と居心地のよい住宅であることが特徴です。 狭小住宅は、真四角の土地に建てるものとは限りません。都市部は利便性が高く地価も高い一方、狭い土地や変形した土地が安価で売られていることもあります。土地面積に限りがあり、場所によっては「三角形」や「くの字」型などに建てることがあるため、土地をおしゃれに生かしていることが狭小住宅の特徴です。 狭小住宅はフルオーダメイドの注文住宅の一つです。注文住宅の特徴について詳しくは知りたい方は。こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 どっちがおすすめ?規格住宅と注文住宅の違いを徹底比較! 2021年11月25日 狭小住宅でよくある失敗と対策 広い家に住みたいと考える方が多いものの、予算や土地面積のために、狭小住宅を選ぶ方も少なくありません。しかし、土地面積にこだわり過ぎることで失敗する場合もあります。このセクションでは狭小住宅のよくある失敗と、その対策について解説していきます。また、狭い家を広く感じさせるアイデアもあわせてご紹介します。 狭小住宅のよくある失敗と対策とは? 狭小住宅を建てるにあたって、よくある失敗とは以下のとおりです。どの失敗例も事前の対策で解決できるものばかりなので、事前にチェックしておきましょう。 狭小住宅のよくある失敗 容積率と建ぺい率 防音対策 部屋が暗い 導線が悪い 容積率と建ぺい率 狭小住宅を建てる際に注意したいのが、容積率と建ぺい率です。容積率とは敷地面積に対する延べ床面積のことで、土地に対して何階建ての住宅が建てられるのかという基準です。容積率は、建設予定の土地に定められるので、自由な階層の住宅を建てることはできません。 建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積のことで、建物を真上から見たときに、土地に対してどれくらいの大きさの住宅が建てられるかという基準です。建ぺい率は地域によって指定されて、階層の指定がある場合もあります。3階建て住宅の予定で進めていたのに、2階建て住宅にしか対応していなかった場合もあるので、事前に確認しましょう。 防音対策 狭小住宅は隣家との距離が近いため、防音対策は必須です。近隣からの音が響いてくることに合わせて、自分の家から出る音を遮断することも重要です。騒音による深刻なトラブルを避けるためにも、狭小住宅を建てる段階からきちんと対策が必要です。 部屋が暗い 狭小住宅は窓が少なかったり、隣家との間が密接していたりする場合が多く、室内に光が入りにくいことがあります。昼間でも暗い印象になってしまうことを避けるために、できるだけ仕切りを減らし、圧迫感を減らすことが必要です。 天窓を設置して太陽光を取り入れれば、明るさが確保できます。また、住宅を吹き抜け構造にすることで開放感をアップさせるだけではなく、部屋を実際よりも広く見せることもできます。 生活導線が悪い 狭小住宅では間取りや設備に気を取られ、生活導線について後回しになることも多く見られます。生活動線の不便さは実際に住んでから気がつくことも少なくありません。移動効率が悪くなると、家事効率を妨げる原因になるので、間取りと合わせてしっかりと重視することが大切です。 狭小住宅を広く感じさせるアイデア 住宅を少しでも広く感じさせるアイデアは以下のとおりです。 狭小住宅を広く感じさせるアイデア 階段下にトイレを設置するなどデッドスペースを活用 階段下のスペースを収納スペースにする 高低差を利用した見せる収納 階段下のスペースはデッドスペースとなっていることが多いですが、うまく活用すれば便利な収納スペースとして使えることがあります。できる限り間仕切りを減らすために、壁やドアだけでなく、床の高さを変えて空間を仕切ることも可能です。スキップフロアや中2階を使った、収納や間取りも狭小住宅におすすめです。 狭小住宅のメリット・デメリット 家族のライフスタイルやこだわりが外観や間取りで表現されるといわれているため、狭小住宅では憧れのライフスタイルに十分なスペースを確保できないのではないかと心配な方も多いと思います。ただし、狭小住宅は狭い住宅ならではのメリットもあります。このセクションでは、狭小住宅のメリット・デメリットについて、費用面を中心に解説します。 狭小住宅のメリット 狭小住宅のメリットは以下のとおりです。 狭小住宅のメリット 維持費や税金の安さ 人気のある立地や都市部にマイホームがもてる 狭小住宅であれば、住宅にかかる税金である固定資産税や都市計画税を安く抑えることができます。固定資産税や都市計画税は土地の面積によって減額されるため、土地の狭い狭小住宅は有利になります。 また家を建てる際の建築申請にかかる費用や、土地や建物を自分名義にする登記費用を、安く抑えられることも特徴です。都市部での便利な暮らしに憧れを持つ方も多いと思いますが、あえてコンパクトに建てる狭小住宅の目的は、節税にあるといってもよいでしょう。 狭小住宅のデメリット 狭小住宅における主なデメリットは、以下のとおりです。 狭小住宅のデメリット 建設費用が高い 駐車場・駐輪場スペースが狭い 狭小住宅を建てる土地面積が狭いので、建築費用も抑えられるのではないかと思うかもしれません。しかし、狭小住宅は縦に長くなる設計が多く、場合によっては中二階や地下室を設けることもあります。その場合は建築工数が増えるので、建築費用が高くなります。 また、隣との距離が近いことで、足場の確保ができないこともあります。地下室を作るとなれば土を掘りだす車や、ポンプ車など重機が必要なので人件費や車両費がかさむことも考えられます。 駐車場のスペースがないことは承知していても、忘れがちなのが自転車の置き場所です。とくに子どものいる家庭では、成長するにつれ自転車は必須となる場合もあります。また自動車についても将来的に車をもつ予定のある場合には、駐車・駐輪スペースを確保することが理想的です。 月極駐車場を借りるという方法もあるものの、出費の点で考えると避けたいものです。設計の段階で検討すべきでしょう。 まとめ こちらの記事では、狭小住宅で後悔しないためのポイントについて解説しました。一般的な住宅と比べると、予算や土地の面積に違いがあります。狭小住宅にはさまざまな注意する点もあります。しかしあらかじめ把握していれば対応できるものばかりなので、まずは検討してみましょう。 自分だけの判断で、一般的な住宅と比べてしまうと失敗することもあります。どんな住宅でも業者に頼ればよいというものでもありません。そのため狭小住宅に慣れている実績のある業者を選ぶことが大切です。できればアフターフォローも充実しているところがよいでしょう。狭小住宅を扱っている業者や専門家でしかわからないこともあります。検討する場合にはぜひとも一度ご相談ください。 注文住宅を建てるなら 東商住建では注文住宅を取り扱っています。一級建築士による緻密な設計と経験豊富でレベルの高い大工による技術で、お客様の理想のマイホームを実現します。無料の相談会も行っており、お客様のプランニングもサポートさせてただきます。興味のある方はぜひこちらをご覧ください。 注文住宅
【大人気】平屋の規格住宅を徹底解説
この記事から学べるもの 8分 読み終えるまで 平屋住宅とは? 平屋住宅のメリットとは? 平屋住宅の費用相場とは? 平屋 x 規格住宅「STAYBACK」 平屋 × 規格住宅「+WorkSpace」 日本古来の住宅でよく利用される平屋構造。近年では、一流設計士によるデザイン性の高い平屋の規格住宅が増え始めていて、若い世代やファミリー層から人気を集めています。では、全ての部屋や機能がワンフロアで収まっている平家住宅に住むメリットとはどのようなことがあげられるのでしょうか。また、建設費用は2階建て住宅と比較しやすくなるのでしょうか。 この記事では平屋住宅の基礎知識やメリット・費用相場について解説します。また、東商住建で取り扱う平屋の規格住宅についても徹底分析していきます。 平屋住宅とは? 平屋住宅とは1階建ての住宅のことを指し、日本古来から存在する住宅スタイルです。寝室やリビングなど、全ての部屋がワンフロアにまとまっているため、階段を使った上下移動の必要がないことが大きな特徴です。バリアフリー構造を取り入れやすく、幅広い世代の方が安心・快適に暮らすことができる上、2階建ての住宅と比較して、柔軟に間取りを変更できるため、敷地の形に合わせて中庭を設置したコの字型やロの字型の家に設計したり、開放感あふれる大きなワンルームの住宅にしたりなど、自分好みにデザインすることができます。また、平屋住宅には木造や鉄骨造などの構造があるので、古民家風や欧風、モダンなどのさまざまな外観デザインに対応可能です。 平屋住宅のメリットとは? 外観デザインや間取りの柔軟性から人気を集めている平屋住宅ですが、過ごしやすさの面でのメリットはあるのでしょうか。このセクションでは、平屋住宅に住むことで得られる生活面でのメリットをみていきます。 平屋住宅のメリット 地震や台風に強い 効率的な生活動線 家族団らんがしやすい 地震や台風に強い 2階建て住宅に比べて住宅の高さが低く、建物重量が軽い平屋住宅は、地震の際に揺れにくく、台風発生時の風圧による被害を最小限に抑えることができます。また、災害発生時に避難がしやすいのも特徴です。2階建て住宅の2階フロアから避難する場合、階段を通る必要があるので、避難経路が限られてしまいます。一方、平屋住宅はどこの部屋にいても外へのアクセスがしやすいため、より短時間で外に避難することができます。 平屋住宅は、自然災害が多発する日本だからこそ、古くから親しまれている住宅スタイルです。 効率的な生活動線 全ての部屋がワンフロアで完結している平屋住宅は、効率よく無駄のない生活動線を作ることができます。掃除や洗濯など、本来であれば階段による上下移動が必要になる家事も、平屋住宅であればフロアの移動の必要がありません。そのため、家事負担を軽減できるだけではなく、家事にかかる時間も最小限に減らすことができます。 家族団らんがしやすい 家族全員が同じフロアで暮らしているため、家族の存在を身近に感じやすく、家族団らんの機会が増えることも平屋住宅の特徴です。小さなお子さまがいる家庭の方はお子さまの様子を常に確認しながら家事をできる上、お子さまがいない家庭の方も家族で顔を合わせる機会が増えるため、自然と家族同時のコミュニケーションが生まれて、家全体が温かい雰囲気に包まれます。無理のない、声をかければすぐ近づくことのできる距離感が家族全体の安心感に繋がります。 平屋住宅の費用相場とは? 新築の平屋住宅を建てる場合、2〜3LDKの広さで1000〜2000万円が相場になります。土地の有無や延床面積、住宅会社、間取り、設備によって平屋住宅の建設費用も大きく変化する一方、間取りや設備をよりシンプルなものに統一することで、ローコストの平屋住宅を建てることもできます。 2階建て住宅よりも費用が安いと言われることが多い平家住宅ですが、同じ延床面積の場合、平家住宅の方が費用が高くなります。費用が高くなる大きな要因としては、基礎工事と屋根工事の面積の違いが挙げられます。平屋住宅は上下方向に延床面積を増やす2階建て住宅に比べて、工事費用の高い基礎部分や屋根の面積が増えるので2階建て住宅に比べて建設コストがかかります。また、平屋住宅は2階建て住宅に比べて、広い土地面積が必要なので、土地代と建設費用を合わせたトータルコストが高くなります。 小さくシンプルな平屋住宅にすることで、費用が安く抑えられ、平屋住宅ならではのメリットも感じやすくなるので、それぞれの希望に最も適した平屋住宅を建設/選択することが重要です。 東商住建の規格住宅 東商住建が取り扱う規格住宅では、国内トップクラスの耐震性能・耐震性能を標準装備しています。このセクションでは、全ての規格住宅がクリアしている耐震等級、Ua値について解説します。 耐震等級3 耐震等級とは「住宅性能表示制度」の中の基準の一つで、地震発生時に柱や梁などの構造躯体が傷を受けたり、壊れたりしないかを等級で示す判断基準です。等級は1〜3の3段階に分かれていて、数字が大きいほど耐震性能が高いことを示します。住宅の安全性に大きく影響する耐震性能ですが、ハウスメーカーや工務店によって工法や技術が異なるので、公平に比較することが難しいです。耐震等級を利用することによって、耐震性能を「見える化」することができるので、誰にでもわかりやすく地震への強さを判断できます。 耐震等級3は最も高いレベルの耐震等級で、震度6強〜7レベルの地震に対して、倒壊しない強度を必要とします。耐震等級1と比較して1.5倍の耐震性能で、災害時の防災拠点となる消防署や警察署の建物の多くが耐震等級3で建設されています。 耐震等級について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 耐震等級3は必要なのか? 耐震等級とは何か徹底解説! 2021年7月17日 Ua値0.46以下 Ua値とは外皮平均熱貫通率のことで、住宅室内から床・壁・天井・窓などを通して外部に逃げる熱量を外皮平均で平均した数値です。熱損失の合計を外皮面積で割った値で、Ua値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性の高い住宅であることを示します。Ua値の基準は国土交通省によって定められていて、住んでいる地域によって数値が変化します。 東京都の基準値は0.87である一方で、東商住建が住宅を取り扱う全ての規格住宅はUa値0.46以下をクリアしています。断熱性能が高い住宅では、熱の出入りが少ないので、夏は涼しく冬は暖かい、快適な暮らしを可能にします。 断熱性能について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 高気密・高断熱住宅を建てる前に知りたい基礎知識と基準 2021年12月16日 平屋×規格住宅「STAYBACK」 STAYBACK 平屋×規格住宅 毎日がカフェ暮らしの家 これまで平屋住宅のメリットや費用相場について見ていきました。同じ平屋の規格住宅であっても、一つ一つの住宅それぞれに独自の特徴があります。それでは、実際に東商住建で取り扱う平屋の規格住宅をご紹介します。 規格住宅「STAYBACK」の特徴 規格住宅「STAYBACK」はコンパクトかつ経済的で、内と外が繋がり自然を感じられる住宅です。階段がないので動きやすく、幅広い世代の方がゆったりとしたスローライフを楽しめます。 外壁にはシンプルでスタイリッシュなデザインのガルバリウム鋼板を使用し、シックな外観を実現しています。アルミニウムと亜鉛合金を張り合わせたメッキ鋼板のガルバニウム鋼板は、耐久性・断熱性・耐震性などの機能性にも長けた外壁素材です。 広々した庭園テラス LDKから大きな窓を通してつながる庭園テラスは、毎日の生活に楽しみをプラスします。開放的なテラスはBBQやホームパーティにも最適で、広々とした空間に自然と人が集まります。 間取りのポイント それでは間取りのポイントを見ていきましょう。 間取りのポイント 豊富な収納 機能性の高い子供部屋 豊富な収納 ワンフロアで完結している平屋住宅は収納スペースが少なくなることが多いですが、「STAYBACK」はシンプルな間取りの中にもたくさんの収納スペースが確保されています。玄関脇には大きなアウトドアクローゼット、寝室にはウォークインクローゼットを搭載し、小さなスペースも最大限に有効活用しています。 機能性の高い子供部屋 LDKからつながる子供部屋は、扉と収納スペースがそれぞれ2つずつ設置されているので、お子さまの成長に合わせて、1つの大きな部屋を2つのコンパクトな子供部屋にすることが可能です。 平屋 × 規格住宅「+WorkSpace」 +WorkSpace 暮らしに広がりと豊かさを与える 次に紹介する規格住宅は、家族向けの規格住宅「STAYBACK」とは異なり、住宅に仕事スペースや作業部屋、趣味の部屋をプラスした規格住宅です。それでは、細かい特徴や間取りのポイントについて見ていきましょう。 規格住宅「+WorkSpace」の特徴 規格住宅「+WorkSpace」は仕事スペース、趣味の部屋、屋外作業場と様々な用途に使うことができる、住宅に機能性をプラスした空間です。テレワーク、在宅ワーク用のワークスペースに使ったり、趣味のアトリエや植物を育てるサンルームとして使うなど、自由な使い方で生活に豊かさをプラスします。コンパクトな住宅の中にも開放感あふれる空間が広がる、都会の利便性と田舎暮らしのゆとりを詰め込んだ、小家族向けのスウィート小屋空間が「+Work Space」です。 太陽光パネルを標準装備 規格住宅「+WorkSpace」では、太陽光パネルを標準装備しています。2階建て住宅と比較して屋根の面積が広い平屋住宅は、より多くの太陽光パネルで発電することができます。そのため、自家発電で毎月の電気代を節約したり、売電収入を獲得したりすることができます。また、屋根の位置も低いので、2階建て住宅よりも容易に太陽光パネルをメンテナンスすることができます。 間取りのポイント それでは間取りのポイントを見ていきましょう。 間取りのポイント アクセスしやすい洗面所 開放感あふれる明るいLDK アクセスしやすい洗面所 サニタリー・バスルームにはLDKとキッチン、両方からのアクセスが可能で、感染症対策にも一役かいます。また、洗面所からベランダまでが一直線で繋がっているので、家事を短時間で効率的に終わらせることができます。 開放感あふれる明るいLDK コンパクトな平屋住宅ながらも天井が吹き抜けになっているので、開放感を演出しています。また、南向きに大きな窓が設置されているので、太陽光の自然の明るさに溢れるLDKになっています。 まとめ 今回の記事では、平屋の規格住宅について解説しました。災害に強く、家族との時間を快適に過ごすことのできる平屋住宅は、新築住宅の購入を考えている方におすすめの住宅です。また、同じ延床面積での費用相場は2階建て住宅と同等、またはそれ以上になってしまうことがありますが、コンパクトでシンプルな間取りにすることで安価かつ効率的に暮らすことができます。 東商住建が取り扱う平屋の規格住宅は耐震等級3・Ua値0.46以下に加えて、それぞれの規格住宅が、機能性の高い子供部屋や在宅ワークスペース・太陽光発電設備などの独自の特徴を兼ねています。 住宅に求める機能を明確にして、自分に最もあった平屋の規格住宅を選択しましょう。
土地探しサイトを紹介!これで土地が見つかる!
この記事から学べるもの 5分 読み終えるまで おすすめ土地探しサイト5選! 土地探しサイトの上手な使い方 お宝土地情報の探し方! 家を建てるための土地を探すのって、難しいですよね。家を建てるのは一生に一度あるかないかの大きな買い物です。そして土地探しは理想の家を建てる上で、とても重要な部分になります。ですがいきなり土地探しが大切だと言っても、何から手をつけたら良いのかわからないという方がほとんどでしょう。そんな時におすすめなのが、売出中の土地の情報をまとめた土地探しサイトです。土地探しのウェブサイトを見れば、様々な大きさ、エリア、形の土地を希望の条件に合わせて検索して閲覧することができます。何度か条件を変更しながら検索をしてみると、こんな場所に住みたいというイメージを膨らませることができるはずです。この記事ではおすすめの土地紹介サイトをご紹介していきます。また、サイトを見る上でのポイントや、あなたにピッタリの土地を見つける方法を解説します。是非参考にしてみてください。 おすすめ土地探しサイト5選! ここでは、おすすめの土地探しサイトを5つ厳選してご紹介していきます。サイトごとにデザインの掲載数や機能(検索機能など)が異なりますので、比較できるようにそれぞれのおすすめポイントも解説します。ご自身の目的に合ったサイトを見つけてみてください。 おすすめ土地探しサイト5選 at home(アットホーム) SUUMO(スーモ) LIFULL HOME’S(ライフルホームズ) ニフティ不動産 ランディ at home(アットホーム) 「at home」は全国のありとあらゆる売土地を掲載しているポータルサイト。検索の手間を省く工夫がなされています。 トップページにはエリアや鉄道を始め、バス停や周辺施設といった検索メニューが並び、すばやく検索するのに便利です。また、地図や写真の一覧から検索することもできるのでざっくりとした絞り込みがスムーズにできます。また、機能も欲しい情報がシンプルで見やすい構成になっているのも特徴です。 さらに、相場情報や趣味・特技から探せる特集など、様々な視点からお気に入りの土地を探せるので具体的に住みたいエリアが決まっていない人におすすめです。 SUUMO(スーモ) リクルートが運営するポータル型サイト「SUUMO」。売土地の掲載数が豊富で検索もしやすい定番のポータルサイトです。 「at home」と同じくたくさんの不動産会社が掲載しています。検索項目も充実しており、地図上に住みたい地域を線で囲って、売土地を探す機能もあるので、出先で「このエリアに住みたいな」と思ったら、線で囲ってかなり直感的にそのエリアの売土地を検索出来ます。その他にもさまざまな条件から理想の土地をすばやく探せます。 「at home」に比べて、特集ページの掲載が多く情報量が多いので、たくさんの売土地や記事を見てより、良い選択肢を探したい方にピッタリな土地探しサイトです。 LIFULL HOME’S(ライフルホームズ) 上記2サイトと同じく、様々な情報が掲載され、検索性に優れている定番のポータルサイトの1つです。不動産情報サイトの利用者数No1を謳っており、こちらのサイトも非常に見やすい構成になっています。 不動産会社からのおすすめポイントがわかりやすく記載されているのもポイントで、とにかく気になったら資料請求や、不動産屋さんの連絡先へ電話での問い合わせがしやすくなっています。 ニフティ不動産 ニフティ不動産は大手不動産検索サイトの情報を一括で検索できるサービスです。売土地の掲載数は日本最大級です。 多くの土地情報から条件に合う土地を探す事ができるのがポイントです。しかし、各サイトの情報を2次掲載しているため、最新の情報が反映されるのに時間がかかる事もあり、「気になっていた土地がもう販売終了していた・・・」などリアルタイム感にやや欠ける事もあるので注意が必要です。 ランディ ランディは「注文建築用の土地探し」に特化した検索サービスです。インターネット上の大手ポータルサイトや不動産会社の物件サイトなどあらゆる土地情報を毎日収集し、皆さんの使い慣れているGoogle マップ上で簡単に探すことができます。 さらに会員登録すると、ポータルサイトには掲載されていない不動産仲介会社独自の非公開売土地情報もインターネット上で見る事が出来ます。 注意すべき点は、対象の工務店やハウスメーカーにて会員登録(無料)が必須のため、希望の工務店、ハウスメーカーで登録が可能か確認が必要です。 土地探しサイトの上手な使い方 不動産情報サイトは、全国の売土地情報を見る事が出来ます。 しかし、各サイトによって掲載されている土地は、同じ土地が載っている事もあれば、一つのサイトだけに載っている事もあります。これは、街の不動産屋さんが提携している不動産サイトに広告掲載料を支払って掲載しているため、とにかくインターネット上で営業チャンスを伺っている不動産屋さんは、いくつものサイトに掲載しているからです。逆に、全くインターネットには掲載されていない土地も存在します。まずは、今日ご紹介したいずれかの土地探しサイトで、自分で「使いやすい」と思ったサイトで、気になる条件で検索してみてください。それから、同じような条件で、他のサイトでも検索すると、先ほど検索したサイトでは見つからなかった売土地が見つかるかもしれません。 土地探しのコツや注意点について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 土地探しってどうやって始める?最初の一歩の進め方を大公開! 2022年2月3日 お宝土地情報の探し方! インターネットでいくつか「これだ!」という土地が見つかったら、それを持って、街の不動産屋さんに足を運んでみてください。インターネット上に掲載されていないお宝の売土地を紹介してくれるかもしれません! そして、これらの気になった売土地の中で、実際に購入を検討する土地は出来る限り、現地に実際に行ってみてください。その土地の周りの環境や、雰囲気を五感で感じ取り、自分の頭の中で理想のマイホームが建っているイメージを膨らませましょう。実際に現地に行ってみることで、インターネット上や会話だけでは得られない情報を、得ることができるかもしれません。 まとめ 今回は、土地を探すのにおすすめのサイトと、その使い方についてご説明しました。土地探しは、マイホームを建てる上で重要なポイントの一つになります。まずは、土地探しサイトを使って、自分の暮らし方をたくさんイメージし、不動産屋さんやハウスメーカー、工務店にアドバイスを求めましょう。そして、土地の購入前には実際に現地に行って、思い描いているイメージが実現できそうか、しっかりと下調べすることが成功の鍵です。
規格住宅の完全攻略ガイド 2024年のおすすめの規格住宅も一挙公開!
この記事から学べるもの 10分 読み終えるまで 規格住宅とは? 規格住宅・注文住宅・建売住宅の違いとは? 規格住宅のメリット・デメリット なぜ規格住宅は低価格なのか? 規格住宅はどんな人におすすめ? 2022年におすすめの規格住宅一覧! 規格住宅についてのよくある質問 近年、規格住宅を建てる方が増えてきており、多くの会社が規格住宅を取り扱うようになってきました。今回の記事では、規格住宅に関する基礎知識から、ローコストの秘密まで規格住宅の全貌を徹底解説します。また、規格住宅がおすすめの方や特徴別の規格住宅一覧についても大公開します。 高機能規格住宅 MSDG & MSDG-f の資料を無料配布中! 詳細はこちら 規格住宅とは? 規格住宅とはハウスメーカーや工務店などの住宅会社や、有名な建築家が設計・デザインした住宅のことです。あらかじめ品質・形状・寸法が決められており、すでに完成された住宅を選ぶことができるのが特徴です。間取り変更不可などの一定の条件はあるものの、提示された選択肢の中からであれば自由に組み合わせることができるので、ある程度柔軟にカスタマイズできます。規格された間取りや仕様などのパターン数や追加オプションなどは、ハウスメーカーや工務店ごとに異なるので、それぞれの特徴や住宅プランを事前に把握しておくことが大切です。 規格住宅・注文住宅・建売住宅の違いとは? 規格住宅とよく比較される住宅として、注文住宅と建売住宅があります。これら3つの住宅には購入から入居までのプロセスや価格、オリジナル性などのさまざまな違いがあります。 ゼロの状態から建築家やメーカーと相談して、自由に設計をすることができる住宅が注文住宅です。注文住宅には全て自由に設計できる「フルオーダー住宅」と間取りや設備を決められた範囲内で選ぶ「セミオーダー住宅」の2種類があり、規格住宅は「セミオーダー住宅」の一つにあたります。自由に設計ができるので、オリジナル性の高い住宅を建てることができる一方で、費用が高くなる場合が多いです。建売住宅とは、土地と建物がセットになってい、すでに完成された状態で購入できる住宅のことです。規格住宅や注文住宅のように希望の設備やデザインを反映することは難しいですが、購入手続き終了後にすぐに入居できることが大きな特徴の一つです。 規格住宅に関する詳しい解説や、規格住宅・注文住宅・建売住宅の3つの住宅の違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 【どれがおすすめ?】規格住宅・注文住宅・建売住宅の違い 2021年12月9日 規格住宅のメリット・デメリット それぞれの住宅の違いがわかったところで、規格住宅のメリット・デメリットについてまとめてみましょう。 メリット 規格住宅の大きなメリットは「高品質」「低価格」を両立していることです。ゼロの状態から自分でカスタマイズしていくフルオーダーの注文住宅は、細部までこだわることができる一方で、費用が高くなる場合が多いです。また、建売住宅はすでに完成された住宅を購入する形なので、自分の思い通りに住宅をカスタマイズできない上に、建設工程も目視で確認することができません。規格住宅は一部分が規格化されているものの、専門家によって設計・耐震構造計算が行われているので、構造面でも安心感が高く、決められたプランの中であれば自由にデザインや設備を選択できます。また、「高品質」「低価格」を維持しつつ、短い工期で住宅を建てることができることも、規格住宅の特徴です。 デメリット 規格住宅のデメリットとして挙げられることは、土地形状に条件があることです。注文住宅は自分の希望の土地に、その土地にあった住宅をフルカスタマイズで設計・建設できるので、土地形状に制限はありません。また、建売住宅は土地と住宅がセットになった状態で販売されているので、自分自身で土地を探す必要はありません。一方規格住宅は、土地がセットになっていない状態で、住宅のみの設計や設備のおおよその枠組みが既に完成しているので、規格住宅の土地条件にあった土地を自分で探す必要があります。また、特定の希望のデザインや間取りがある場合には注文住宅の方が柔軟に対応することができます。 規格住宅のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 規格住宅のメリット・デメリットを徹底解説 2021年6月9日 なぜ規格住宅は低価格なのか? 規格住宅は注文住宅に比べて費用の安さが特徴です。規格住宅のローコストの裏側には、ハウスメーカーや工務店が行う工夫があります。住宅自体の建設費を節約する方法として、材料の大量一括仕入れやシンプルな間取り、施工方法の合理化などがあります。これらの工夫は間取りや施工方法、建設工程が規格化されている規格住宅のみにおいて可能になるコスト削減方法です。規格住宅の安さの理由には住宅建設中だけではなく、ハウスメーカーや工務店が日頃から行っている経費削減の努力も大きく関わっています。具体的な内容としてはコンパクトな経営体制や広告宣伝費の削減、住宅建設中の一括管理などがあります。ローコストの住宅と聞くと住宅の品質が確保できているのか不安感を持った方も少なくなかったと思います。しかし、規格住宅は住宅性能を維持しながら、建設費や経費を削減することで低価格の住宅を提供しているので、低コストと高品質を両立したコストパフォーマンスの高い住宅となっています。 規格住宅は価格の安さの他にも、様々なメリットがあります。規格住宅の安さの理由以外のメリットについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 規格住宅の安さの秘密を徹底解説 2021年12月2日 規格住宅はどんな人におすすめ? 規格住宅の一番の魅力は、なんといっても「早い、安い」です。なので時間とお金をかけずに家を建てたい人におすすめです。また、規格住宅だからといって、機能的に他の住宅に劣っているというわけではありません。逆にプロが設計しているので、住宅のクオリティは高いことが保証されています。 注文住宅のように自分で全てのデザイン・設計を決めることはできません。自分のこだわりが強く、絶対にそれを実現したい人の場合は注文住宅の方が合っているかもしれません。 それぞれの住宅には、メリット・デメリットがあります。自分の理想の住宅を知るためには、まずは土地の条件や予算、理想の住宅像などを明確化してみましょう。 どんな人に規格住宅が向いているのかについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 どっちがおすすめ?規格住宅と注文住宅の違いを徹底比較! 2021年11月25日 高機能規格住宅 MSDG & MSDG-f の資料を無料配布中! 詳細はこちら 2024年におすすめの規格住宅一覧! 規格住宅について理解したところで、おすすめの規格住宅をタイプ別にご紹介していきます。数々の講演や著書、YouTubeなどで有名な一流設計士がデザインした規格住宅から、平家に建てられる規格住宅や、ある程度間取り調整が可能な規格住宅、そのほかにもおしゃれなデザインやローコストの規格住宅などなど。自分に合った規格住宅をお探しください。それではご紹介していきます! 松尾設計室の規格住宅 松尾設計室とは「健康で快適な省エネ住宅を経済的に実現する」をモットーに規格住宅設計を行っている設計事務所で、高い断熱性と耐震性を兼ね備えた規格住宅を低価格で販売しています。代表取締役である松尾和也さんは数多くの講演や著書、 YouTube活動を通して日本に断熱・気密性能を広めた住宅業界の革命児と呼ばれる存在です。 MSDG 松尾設計室の規格住宅 ローコスト (1000万円台〜) 住宅ローンサービスを手がける住宅金融支援機構が2020年度に行ったフラット35利用者調査によると注文住宅の平均所要資金が3534万円もかかる一方、ローコストを特徴とする規格住宅は注文住宅の約半額の1000万円台から住宅を建設することができます。 BASEMAN 空調システム標準の家 WildLander 全館空調を標準搭載 DOUBLE DECK 街中アウトドアハウス 平家 平家は生活動線が効率的で、同居する家族とのコミュニケーションが取りやすいことから、今注目されている住宅の種類の一つです。規格住宅にも平家構造を特徴としている住宅があります。平家ならではの空調設備や開放的な吹き抜けの天井も注目の構造です。 STAYBACK 平屋×規格住宅 毎日がカフェ暮らしの家 +WorkSpace 暮らしに広がりと豊かさを与える 平屋の規格住宅について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 あわせて読みたい 住宅 【大人気】平屋の規格住宅を徹底解説 2022年3月22日 おしゃれ デザインの一部が規格化された規格住宅であっても、高いデザイン性にこだわっている住宅もあります。また、見た目のデザイン性だけではなく、断熱性や耐震性が高いので、安心で快適な生活を送ることができます。 KIBACO01 個性を提案する家 KIBACO02 デザインと性能を備えた家 間取り調整可能 規格住宅はある一定の土地形状を想定した上で、最も効率的な間取りを設計しているので、こだわりの間取りがある場合に変更できない場合や追加料金がかかる場合があります。しかし、一部の規格住宅は広さの違うプランや玄関方向の違うプランを兼ね備えているので、規格住宅であっても希望の間取りに近づけることができます。 LUXSMAIL 建築家が提案する家 KIBACO… もっと読む
土地の面積をわかりやすく解説!建築面積と延床面積と敷地面積の違いとは?
この記事から学べるもの 9分 読み終えるまで 建物の面積を表す時の単位 土地に関する面積の種類 敷地面積と建築面積の関係性 「建ぺい率」 敷地面積と延床面積の関係性 「容積率」 建築基準法とは? 建物を建てる時に、面積について調べていると「建築面積が○○㎡」や「敷地面積は△△坪」など普段はあまり目にしない単位や単語が並んでいて、「一体どれくらいの面積の家を建てられるのだろう・・・」と思われることがあるかと思います。今回の記事では建物に関する面積についてわかりやすく解説致します。 建物の面積を表す時の単位 お部屋探しや住宅を建てる時「ここの土地は150坪です」や「ここは150㎡です」などと見聞きすることがあります。これらは、建物の面積を表す時に使われる単位で、それぞれ同じ数字でも広さが全く違います。単位の大きさがある程度わかれば、建物の面積がどのくらいの大きさかなのかをイメージしやすくなります。そこで、このセクションではまず面積を表す際に用いられる3つの単位について説明します。 ㎡(平米/平方メートル) ㎡=縦m×横mで、つまり「1㎡=1m×1m」の大きさになります。学校で勉強するのでイメージが一番湧きやすいかと思います。これは世界で統一された面積を表す単位です。 帖または畳(じょう) 1帖=1畳(じょう)とも表現でき、畳1枚分の広さを表します。 畳の大きさは地域によっても異なりますが、 もっとも不動産業界では「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づき、畳1枚あたりの広さは、1.62㎡と表すのが一般的です。 坪(つぼ) 坪は、旧来から日本で用いられていた面積の単位で、畳2枚分とも言われますが、前述の通り地域によって畳の大きさが異なります。そこで、不動産業界では、一般的には1坪は3.30578㎡で計算します。実際には3.30578・・・と延々と続くのですが、実用性を鑑みて、3.30578㎡で計算しているのです。この曖昧な計算は不動産業者によっては、1坪を3,3㎡で計算するところもあれば、3.30578㎡で計算するところもあり、また、小数点第二位以下を切り捨てるところもあれば繰り上げる事もあり、坪に関してはどのように計算されて算出された面積なのかをよく確認する必要があります。なので、坪でしか面積の表記がない場合、0.3025をかけて、割り戻して㎡に表記を統一し、詳細は不動産業者や工務店、ハウスメーカーに聞いてみましょう。 土地に関する面積の種類 土地に関する面積にはいくつか種類があり、インターネットで調べていると、様々な面積の名称が出てきます。その中でも今回は、建築面積・延床面積・敷地面積の3つの面積の表現方法に関して、一つずつ解説していきます。 建築面積 建築面積は、建築物(地階で地盤面上1m以下にある部分を除く)の外壁又はこれに代わる柱の中心線(軒、庇、はね出し縁その他これらに類するもので当該中心線から水平距離1m以上突き出たものがある場合には、その端から水平距離1m後退した線)で囲まれた部分の水平投影面積によるものをいいます。少しわかりやすく説明すると、建物を上から見たときの建物の外周の面積で、ドローンやヘリコプターなどに乗って、自分の建物を上から見た時をイメージすると良いでしょう。例えば、2階建ての建物で1階の一部が駐車場となっていて2階の方が広い建物の場合は、上から見ると2階の姿が見えるので2階の外周こそが建築面積となります。 延床面積 延床面積という名前についてですが、この名称は通称であり、建築基準法に用いられている名称は「延べ面積」です。稀に建物面積と呼称される事もありますが、基本的には同意語と考えて構いません。 延べ面積は、建物の各階の床の面積の合計面積を表します。2階以上の建物に設けられることのある吹き抜けは、含みません。また、各階の床の面積は床面積といいますので、床面積を各階毎に足していくと延べ面積(延床面積又は建物面積)が算出されます。 敷地面積 敷地面積は、建物が建っている土地の面積を表します。建物は土地に建っているものなので、敷地面積が建築面積を上回ることはありませんので、常に敷地面積≧建築面積となります。 敷地面積と建築面積の関係性 「建ぺい率」 建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合のことをいいます。家を建てる際に、「バーベキューができる広い庭のある家に住みたい」と考える方や、「庭はいらないから、敷地いっぱいに建物を建てたい」と考える方など、人によって要望は様々です。そして、自分の土地だから、好きなように家を建てられるかと思っている人が多いと思います。しかし、実は地域毎の都市計画にて建てられる面積は決められていることがあり、要望が叶わない場合があるのです。。例えば、インターネットで土地を探す際に、「建ぺい率80%まで」と記載があれば、敷地面積に対して80%までの建築面積で建築しないといけません。 ちなみに、「なんで自分の土地なのに、好きな面積で家を建てられないんだろう」と思う方もいると思いますが、例えば全員が敷地面積めいっぱいに家を建てたら、家と家が密着してしまい、プライベートの確保が出来なかったり、万一火事が起きたら次々と隣の家まで燃え広がってしまいますよね。そこで、地域によって建ぺい率による規制を設けているのです。 敷地面積と延床面積の関係性 「容積率」 続いて、容積率ですが、敷地面積に対する延べ面積(延床面積)の割合をいいます。少しわかりにくいですが、つまり容積率が大きければ建物の中身が大きな建物が建てられるということです。容積率も建ぺい率と同じように規制があり、なぜ規制があるかというと、容積率の規制がなければ、無限に高い建物を建ててしまう可能性があるからです。さらに、高い建物が出来ると、そこに人口が集中してしまい、一部の地域に人口が密集してしまう恐れがあり、これらを防ぐために容積率というもので地域で規制をかけ、快適なまちづくりを行っているのです。 建築基準法とは? これまで、面積に関する名称の説明を行ってきましたが、その中で建築基準法という言葉が何度か出てきました。建築基準法とは一体どういう趣旨の法律で、どのようなことを知っておくべきかを簡単に解説します。 建築基準法とは? 国民の生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低の基準を定めた法律。市街地建築物法(1919(大正8)年制定)に代わって1950(昭和25)年に制定され、建築に関する一般法であるとともに、都市計画法と連係して都市計画の基本を定める役割を担う。 わかりやすく簡単に言うと、安全に建物を建てるための最低限のルールを定めた法律です。最低限ですから、建築基準法だけを守っていればどんな建物を建ててもいいという訳ではなく、都市計画法や消防法など様々な関連する他の法律を守りながら建物を建てる必要があるのです。 敷地と道路に関する規定 家などの建築物を建てる場合、その敷地が2m以上道路に接している必要があり、接道義務と呼ばれています。これは、消防活動に最低限必要とされる広さのため、2mと設定されています。なお、自動車専用道路などは接道対象の道路に該当しない、敷地の周辺に公園や広場がある場合は、接道要件を満たしていなくても建築が認められる場合があるなど、さまざまな規定がありますが、土地を買って家を建てる場合、接道義務を満たしていて家が建てられるのか、必ず不動産業者に確認しましょう。 面積に関する規定 面積に関する規定としては、先述の3.敷地面積と建築面積の関係性 建ぺい率と4.敷地面積と延床面積の関係性 容積率にて少し取り上げましたが、インターネットや不動産屋さんで土地の情報を見ていると、建ぺい率と容積率の記載があります。 例えば、あなたの検討中の土地の面積が100㎡、建ぺい率40%、容積率80%、高さ制限なしで、3階建て家を建てたいと計画している場合、1階40㎡、2階30㎡の広さで設計すると、3階は10㎡までの広さで建築することが出来ます。 そのため、建ぺい率と容積率についてはよく確認した上で、自分の理想の家がその土地にマッチしているか、不動産業者や、工務店、ハウスメーカーに確認しましょう。 まとめ 今回は土地探しの肝となる、面積について解説してきました。自分がポイントとしては、イメージしやすい単位に置き換えること、そして「良いな!」と思った土地があったら、建ぺい率や容積率の制限を確認することです。その他にも何か制限がないかを確認し、わからないことがあれば、不動産屋さん、工務店、ハウスメーカーに必ず確認しましょう。、せっかくの一生物の我が家ですから「こんなはずじゃなかった・・・」という残念なことにならないように、「やっぱりこの土地でこの家を建ててよかった」と笑顔になれる家づくりにしていきましょう。 無料の家づくり相談会 申し込みする 注文住宅を建てるなら 東商住建では注文住宅を取り扱っています。一級建築士による緻密な設計と経験豊富でレベルの高い大工による技術で、お客様の理想のマイホームを実現します。無料の相談会も行っており、お客様のプランニングもサポートさせてただきます。興味のある方はぜひこちらをご覧ください。 注文住宅
土地探しってどうやって始める?最初の一歩の進め方を大公開!
この記事から学べるもの 9分 読み終えるまで 土地探しの始め方 土地探しのコツ 土地探しの注意点 土地探しの手順 新築住宅を建てる際には、住みたいエリアで自分で土地を探すことができるのでワクワクしますよね。ただ、土地を探すというのは人生の中で滅多に経験する事がないので、「どうしたら自分の理想の土地が見つかるのだろう」という不安もあると思います。そこで今回の記事では、失敗しない土地探しのための第一歩を解説致します。 土地探しの始め方 マイホームを建てようとお考えの方は、皆さん「〇〇エリアに住みたい」や、「ペットと子供との暮らしを考えて庭付きで、木の温もりが感じられる家にしたい」など、様々な理想をお持ちだと思います。マイホームの土地探しを始める上では、皆さんの譲れないポイントによって最適な手順が異なります。まずは、家の作りより、譲れない住みたいエリアがあり、エリアを優先するのか、それとも、エリアよりもマイホームの設計、施工に強いこだわりがあり、それを優先するのかを感覚で良いので、決めてください。例えば、「丸の内で働いているので、通勤時間も短く、子供もいるので公園の多い江戸川区や江東区が良い」や「将来起こるかもしれない地震に備えて、耐震等級の高い施工が可能な東商住建で設計・施工をお願いしたい」「エリアは通勤1時間程度でオススメのエリアをプロに相談しながら決めていきたい」など、優先したい事項をご自身でイメージしてください。エリアや設計・施工にこだわりが現時点ではなく、これから相談して考えていきたいという方はそれで構いません。 土地探しのコツ このセクションではインターネット、不動産会社、ハウスメーカー・工務店という3つの方法でのそれぞれの探し方のコツをご紹介していきます。 インターネット インターネットで土地を探す最大のメリットはその手軽さです。2022年現在、美味しいレストランやお気に入りの服や、住みたい賃貸物件を探すのもインターネットで検索されている方が多いかと思いますが、実は住宅を建てる土地を探すのもインターネットはとても便利です。例えば、「江東区 土地」などで、Google等の検索エンジンにて検索すると、SUUMOさんやアットホームさんの不動産情報サイトのページが出てきます。そこからさらに、金額や面積など自分の希望に沿って検索結果を絞り込む事も出来ますので、自分にあったピッタリの土地を簡単に探すことができるので、まずはインターネットで検索してみることをお勧めします。 不動産会社 土地を探す際の古くからある手段が、不動産会社に問い合わせをする事です。不動産会社はどこの街でも見かけますよね。不動産コンサルティング技能試験・登録事業を行う不動産流通推進センターの調査によると、2018年時点で、全国に337,934社の不動産会社が存在し、その支店まで計算すると、もっと大きな数字になります。みなさんが良く利用するコンビニが全国におよそ56,000件あると言われているので、コンビニの数よりも不動産会社の方が多いということになります。実はみなさんが思っている以上に身近なところに不動産屋さんは多く存在しているのです。 不動産会社で土地を探すメリットは、その土地の周辺エリアに精通したプロからアドバイスをもらいながら土地を選べる点はもちろんのことですが、最大のメリットはインターネット上には公開されていない掘り出し物の土地が見つかる可能性がある点です。これは、不動産会社が売却依頼を受けた物件を登録している「不動産流通機構(レインズ)」という不動産会社のみが閲覧できる特別なシステムを利用し、買主の希望に合った物件情報を見つけ出して紹介するしくみとなっており、一般の土地を探しているユーザーには公開されていない情報を見ることができるのです。 つまり、インターネットの情報では見つからない、不動産会社のみが知る穴場の土地が見つかるかもしれません。 ハウスメーカー・工務店 ハウスメーカーや工務店(以下、「施工会社」と言います)でも、もちろん住宅用の土地を探すことができる場合があります。しかし、全ての施工会社が土地の仲介をできるとは限りませんので、その場合はその施工会社から仲介が出来る不動産会社を紹介してもらうと良いでしょう。施工会社に土地探しを依頼するメリットは、住宅建築の話と土地探しの話の窓口を一本化出来るということです。不動産会社と施工会社と並行して話を進めるのは窓口が二つになるため、両者とコミュニケーションをとるというのは非常に煩雑ですので、施工会社にて土地探しが出来る場合はそちらにお願いするか、施工会社で直接土地探しが出来ない場合は、施工会社にておすすめの不動産会社を紹介してもらい、施工会社と不動産会社を連携することで窓口の一本化をし、住宅の完工まで楽に進めていくことをお勧めいたします。 土地探しの注意点 これまで、土地探しのコツについて、インターネット、不動産会社、ハウスメーカー・工務店という3つの方法に分けて解説しました。その中でも、インターネットで土地探しをする場合、注意点があります。インターネットでの土地探しの注意点としては、売地となっているもののインターネット上には掲載されていない物件があることです。これは、インターネットで美味しいレストランを見つけることを例に挙げると、グルメ検索サイトに掲載することでより多くのお客様に見つけてもらおうという事で、掲載料をグルメ検索サイトに支払っているのです。従って、「インターネット上に載せなくても、お客様が来てくれるからウチは載せない」というお店や、「掲載料を出すのは高コストだから載せない」というお店、または、「知る人ぞ知る店として信頼を得ているし、限られたお客様に来てもらいたい」といった志向のお店は掲載していないかもしれませんね。土地を探す際にも、レストランの例と同じで、掲載コストがかかる事や購入希望の問い合わせを限定的にしたいという考えから、インターネットの不動産情報サイトに掲載していないケースも実はかなりあるのです。 土地探しの手順 インターネット、不動産会社、ハウスメーカー・工務店のそれぞれのメリットについてご説明しました。失敗しない土地探しをするにはこれら3つの方法を上手く組み合わせることが大切です。インターネット、不動産会社、ハウスメーカー・工務店のそれぞれのメリットを全て活かす下記の手順で土地を探されると、納得出来る土地探しが出来ます。このセクションではエリア優先、施工優先、現時点ではどちらも未定である、これら3つのパターンに分けてご紹介します。 エリア優先・現時点では未定の場合 エリア優先でマイホームを建てたい方又は、現時点ではエリアも設計・施工も未定の方の場合はこちらの手順がオススメです。 インターネットで気になる条件で物件を探す 検索した物件の街の不動産会社に物件に関する詳細な情報を聞き、更に、似たような条件の物件を探してもらう 不動産会社に施工会社を紹介してもらい、施工会社と連携してもらう 施工優先の場合 次に、「ここの施工会社に家を建ててもらいたい!」など、設計・施工にこだわりがあり、施工会社が決まっている方の場合はこちらの手順がオススメです。 インターネットで気になる条件で物件を探す 仲介可能であれば、施工会社にて仲介してもらい、不可能であれば不動産会社を紹介してもらい、連携してもらう 不動産会社に施工会社を紹介してもらい、施工会社と連携してもらう これらのフローで土地を探し始めると、無駄なく簡単かつスムーズに土地を見つけることができます。 まとめ 土地探しは時間と体力が必要ですが、正しい順序で進めていけば土地がみつかる可能性もぐんと上がります。反対にあまり知識がないまま進めると、いつまで経っても自分の要望に合った土地を見つけることができません。自分の納得のいく理想のマイホームを建てられるように、ぜひこの記事を参考にして土地探しをしてみてください。 無料の家づくり相談会 申し込みする 注文住宅を建てるなら 東商住建では注文住宅を取り扱っています。一級建築士による緻密な設計と経験豊富でレベルの高い大工による技術で、お客様の理想のマイホームを実現します。無料の相談会も行っており、お客様のプランニングもサポートさせてただきます。興味のある方はぜひこちらをご覧ください。 注文住宅
一戸建てとは?一軒家と集合住宅の違いを徹底解説!
この記事から学べるもの 9分 読み終えるまで 一戸建てとはどんな家? 一軒家とはどんな家? 集合住宅とはどんな家? 一戸建て、一軒家、集合住宅の違い 一戸建てと集合住宅はどっちがいいの? 一戸建てや一軒家という言葉をよく耳にしますが、その違いを説明できますか?似たような言葉で、どちらも同じような意味合いで使われることが多い一戸建てと一軒家ですが、この二つの言葉の違いはなんなのでしょうか。 今回は、一戸建てというのはどのような家なのかを、一軒家と集合住宅と比較して徹底解説していきます。 一戸建てとはどんな家? 一戸建てとは、端的にいうと、一戸ごとに独立した住宅のことです。 戸建住宅とも言われることもあります。 主に親子や夫婦など、一世帯で住むケースが一般的で、家族が住む住宅とほとんどの人に理解されています。 いわゆる夢のマイホームという言葉は、この一戸建てを指していることが多いのではないでしょうか。新しい生活、独立した生活、自由な生活といった、ポジティブなイメージと共に語られる場面が多いです。 一戸建ての種類 一戸建てを持つことが夢だという人も少なくないと思いますが、この一戸建てにも実は大きく分けて2種類あります。 建売住宅 土地と建物がセットになってい、すでに完成された状態で購入できる住宅のこと 注文住宅 注文住宅とは、ゼロの状態から建築家やメーカーと相談して、自由に設計をする住宅のこと 建売住宅 建売住宅とは、土地と建物がセットになっていて、すでに完成された状態で購入できる住宅のことです。土地に決められた仕様の住宅が建設されているので、住宅購入から入居までの期間の制限がある人には、スピーディーに購入手続きを進められる、おすすめの住宅です。 注文住宅では、土地を見つけることができなくて時間がかかってしまうケースや、土地はあるが建てたい住宅が土地に合わず建てることができないケースなどがよくあります。一方、建売住宅の場合は最初から土地と建物がセットなので、スムーズな購入体験を実現します。 注文住宅 注文住宅とは、ゼロの状態から建築家やメーカーと相談して、自由に設計をする住宅のことです。間取りからデザインまで全て自分好みに設計することが可能なので、あらかじめ決められた設計の家ではなく、時間がかかってもいいから自分好みにカスタマイズしたいという強いこだわりと意志がある方は、注文住宅がおすすめです。 一軒家とはどんな家? 一戸建てと似たような言葉で一軒家という言葉があります。この一軒家とは単純に独立した一棟の住宅のことを指します。また、一戸建ては家族で住むイメージがあるのに対して、一軒家は特にそのようなイメージがありません。集合住宅のように複数の家が並んでいるのではなく、一軒の家が建っているという意味合いで使うことができます。 しかし、二つの言葉は同じ文脈で使われることも多く、あまり意識して使い分ける必要はないと思います。 集合住宅とはどんな家? 集合住宅とは、複数の住宅が集まって一棟を構成する共同住宅のことです。 水平・垂直方向に区画された集合住宅をマンションやアパートと呼び、水平方向のみに区画した集合住宅を長屋と呼びます。 一戸建て、一軒家、集合住宅の違い ここで三つの言葉についてまとめます。 一戸建て 独立した住宅 家族や親子で住むイメージ マイホームの文脈で語られることが多い 一軒家 独立した住宅 家族や親子で住むイメージは特にない 一軒の家が建っているという意味で使われることが多い 集合住宅 集合住宅 マンションやアパートなどが含まれる 一戸建てと一軒家は似たような言葉で、それぞれの人が持っているイメージで使い分けられることが多いです。 一戸建てと集合住宅はどっちがいいの? 一戸建てと集合住宅のどちらが適しているかは、人によって違ってきます。 それぞれのメリットとデメリットを理解して、住宅選びの参考にしてください。それではメリット・デメリットをみていきましょう。 一戸建てのメリット まずは一戸建てのメリットを見ていきましょう。 一戸建てのメリット 騒音が少ない 周りに気を使わなくてもいい 土地を所有できる 経済的にお得になる可能性も 自分の判断でメンテナンスや建て替えができる 騒音が少ない アパートやマンションに住んだことがある人なら、一度は騒音で不満に思ったことがあると思います。一戸建ての場合は、隣接している住宅がないので、集合住宅に比べて騒音に悩まされるようにことは圧倒的に少ないです。夜も快適に眠ることができます。 土地を所有できる 土地を所有できるということは、自分のライフスタイルにあわせて好きなようにカスタマイズすることができるということです。ライフスタイルは時間が経てば変わるものなので、ライフスタイルの変化と共に、駐車場を作ったり、庭を作ったりと自由に設計できます。 経済的にお得になる可能性も ローンを返済すれば、自分の家が資産になるのも一戸建て住宅の魅力の一つです。家を売却してもいいし、相続してもいいし、さまざまな選択肢をとることができます。また、長いスパンで見た時には賃貸物件に住み続けた場合と、一戸建てを購入した場合だと、実は一戸建て住宅を購入した方がコストパフォーマンスがよかったということも少なくありません。 自分の判断でメンテナンスや建て替えができる 集合住宅と違い、自分の好きなタイミングにメンテナンスや修繕ができます。問題や気に入らないものがあった場合は自分の判断だけで決めることができるのも大きな魅力です。一戸建ては物理的に独立するだけではなく、どのような思いも他人に干渉されないので、心の部分でも独立することができます。 一戸建てのデメリット 続いて、一戸建てのデメリットを見ていきましょう。 一戸建てのデメリット 維持管理 防犯 維持管理 経年劣化によるメンテナンス費用は自分で負担しなければいけません。メンテナンスや修繕をする必要がなければランニングコストが高騰することもないですが、住宅は時間の経過に伴い、問題が生じるので、維持管理は切っても切り離せない存在です。費用ももちろんですが、自分自身で手配する必要があり時間的コストも生じてきます。 防犯 防犯対策は自分のタイミングでできるのですが、逆に言えば自分がしないと誰も代わりにやってくれないということです。また、戸建て住宅は集合住宅と比べて犯罪のターゲットに狙われやすい傾向があります。そのため、セキュリティには必ず力を入れておく必要があります。オートロックシステムなど、集合住宅には標準装備されている機能も、全て自分自身で準備する必要があるので、セキュリティ対策への負担が大きくなります。 まとめ 今回は一戸建てという言葉を、一軒家と集合住宅と比較しながら解説していきました。 言葉の意味を知ることは、住宅選びをする上でとても役に立ちます。自分が持っているイメージと本当の意味が違う場合にギャップが生まれてしまうので、事前にどのようなメリット・デメリットがあるのかを知ることは、家づくりにおいて大きなポイントです。 一戸建て住宅に魅力を感じた方は、一戸建て住宅の種類の違いとそれぞれのメリット・デメリットについての記事を書いているこちらの記事をご覧ください。 注文住宅と建売住宅の違いとは? 住宅 自分自身にあった一番の住宅に出会えることを応援しています。 無料の家づくり相談会 申し込みする 注文住宅を建てるなら 東商住建では注文住宅を取り扱っています。一級建築士による緻密な設計と経験豊富でレベルの高い大工による技術で、お客様の理想のマイホームを実現します。無料の相談会も行っており、お客様のプランニングもサポートさせてただきます。興味のある方はぜひこちらをご覧ください。 注文住宅